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うぃーますとしんく

僕らは考えなきゃならない。


またレポートの話です。
なんとなく追記に折りたたんでおきまする。

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私の所属する大学の学類(学部のこと)では
一年次に「基礎生物学実験」という授業があります。
植物・動物などについて基本的な実験を学んで、
毎週レポートを提出することで評価が得られます。

で、その授業で毎年恒例の有名なレポートがありまして…
それが「徳レポ」。
とくなが先生の課すレポートだから「とくれぽ」ね。
これが、毎年毎年学生を苦しめているわけのわからない、すごすぎるお題のレポートなわけです・・・^^
っていうかこれだけ実験しないで先生からのお題制なんだよね!w

過去の例
「ZOIDの生物的地位を示せ」
「駐車場の車を観察してそれが生物であることを証明せよ」
「洗濯ばさみで動きのあるおもしろいおもちゃをつくれ」

(^ω^;;;;;)すごすぎるよね・・・!!
さすが、生物オリンピック(高校生くらいまでが対象の生物分野の勉強を競うオリンピックです)の問題つくっちゃうような方であります。

私たちの学類は4クラスあって、この授業は二クラスずつ受けているんですけれども。
もう一方の方々に課されたお題が「エキサイティングな生物オリンピックを考えてこい」だったので、自分たちもそんな感じのお題かな?と思っていたのですが

先生が用意してきたのはそんなもんじゃなかった。




スライドに移される3月11日の地震の被害の写真たち。
淡々と。
最初は普通に見ていたんだけれども
なんかどうしようもない、あの時の不安な気持ちがブワリと思い出されて、
無力感とか、せつなさとか、つらさとか

なんか悲しくなってしまって
スライド見ながらぼろぼろ涙は落ちるわ鼻水出るわでどうしようもなかったんですが
お題は

「バイオロジーで考える災害復興」

と。


東北出身者は少ないんだけど、それでも私を含む数人がその場にいて、
私以外にもないてる子がいて
そのスライドを見て、そのお題を聴いて

わたしは、あのときの悲しさを思い出すとともに

「ああ、ついに」

という気持ちに襲われていました。

「君らがやらなきゃいけないんだ」と
いろんな大人に言われたような気がするけれど
「そうだよなあ」なんておもいながら
なにげなくかわそうとしていた大切な問題に
真正面からぶつからなければいけない状況が与えられました。


先週の金曜日に与えられて、明日、提出日。
絵を中心にA4ケント紙片面のみに示してくること。と。


まだ真っ白です。ケント紙。



大学の授業の一つで
テキトーに考えて出しちゃえばそれで済むのかもしれないけれど
勝手に背負っている小さな責任感みたいなものにつぶされそうです。

友達はまさしく岩手や宮城の出身で、さらにこのお題に苦しんでいます。
まあ前向きに動いているんだけれども。

先生に大して思ったのは「きついですよ、」って気持ちと
「考えなきゃいけないことから逃がさないでくれてありがとう」って気持ちと
「すごい人だなあ」って気持ち。

勇気を感じるし。
酷い、って言った子もいたけれど。
でも大事なことだから、向かわなければいけない。

なによりも私が思ったのは
「自分は今でもあの時からのことをを思うのがつらいのだ」ということを確認できてよかったな、ということです。
わすれちゃいけない。一生忘れちゃいけない。


この話、ずっとかきたいと思ってたけど今更になってしまいました笑
レポートが無事完成したらまた報告します。


大丈夫かな…明日は馬術部もあるからな…
精一杯やってみます。うーん…
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