忍者ブログ

***

はじめましての方はCategoryの【ABOUT THIS BLOG】をどうぞ!

Calendar

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

mail

何かありましたらお気軽にどうぞ!

名前と本文は必須、お返事はメールか日記で行います!
Powered by NINJA TOOLS

***

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

盛大な拍手を

ポツネン観てきました。最高でした。感想は後程。眠い!(これから歩いて帰宅。)

拍手[0回]



しかしまあ私にとって「感想文」というのはかなり苦手な分野です。
さらにその対象物がポツネンとなると大変なことです。
劇場で配られたアンケート、わけのわからない文字の羅列になりました。
どんなに書いても書いても、やっぱり感情は言葉じゃないから文字にできないよ。
詳しいネタバレはしない方向性で。ちょっと出ちゃうかも。
あと内容というよりは”こばやしけんたろうというひと”へ思うことですね・・・









なんとまあ、幸福なことに最前列で観させていただいた今回の公演。
近すぎて友人と静かに発狂。
小林さんの服のこすれる音まで聞こえるぜ!
初めて、やっと、劇場で見ることのできた小林さんは
小林賢太郎なんだけど、ひとつひとつの物語の登場人物であり、語り手であり。
途中で入ってきたお客さんに、演技を止めて(!!)そこに至るまでの簡単な説明をしちゃったり
(こば「いいですよー^^まちますよ^^」)
ちょっととちったり(こば「あ、これはつぎのやつだ」)
・・・の瞬間だけ現れる本人の人格。こういうのがDVDとか映像では感じられない「LIVE感」ってやつですかね!
アドリブもたくさんあったしね。
一瞬現実に戻って、またスムーズにネタの世界へ。


このスムーズさ、一瞬にして見てる人を引き込める力、やっぱり脱帽。
そしてなによりも感じたのは
彼の作品は「芸術とはなんぞや?」とか「衣食住意外にアートって必要か?」とかいう素朴な疑問に、言葉ではない答えをもらえるものなんだよなあ、ということです。
無理やり言葉に直せば、アートは必要。だってわたしは幸せになったから。
恐ろしいほどにこころをざわざわさせられて
彼はひとりひとりの「見る人」の頭の中、客観的な見え方を予測する能力に大変長けている人だと思います。

そして、何よりも尊敬するのがその「予測」とか「イメージ」とか「計画」とか「アイデア」を
三次元の世界に引っ張り出してくる、
自分の手の中に納めて広げる、
つまりは「届ける」というところに持ってくるときの精密さ。

頭があるだけじゃできない。
演技力だとかパントマイムだとか

そして根底に強く強く「笑わせたい」という気持ちがあって

自分のやりたいことを具現化する力とか
自分のやってることに満足しない考え方とか
でも自分のやってることに誇りと自信を持っているところとか

それらを「作品」に、たったひとつ「作品」それだけに
込められる力とか

いろいろ、かんじました。


笑ったなあ・・・いーっぱい笑いました。
見てる間は上記のようなこと考えてる暇がないんだもん!あたりまえか

「無心で作品を楽しませることができる」アーティストである
というところが本当に素敵だと思います。
こんなに素敵なのに作品の間は作品のことしかないもん!頭ん中!

ちなみに今回は@横浜だったわけですが、これは「SPOT」の始まりの地だったわけで。大切な公演を見ることができてよかったです。

いま書いた文章でどれくらいの方が「あ、こいつ楽しんできたんだな」ってわかっていただけるかは謎ですが。
ほんとに、ほんとに。


彼に盛大な拍手を!
(ぜったいやりたかったスタンディングオベーションもあったよ!)





ちなみにさいえんにはメスがいっぱい刺さりました。
観た人なら席の位置が分かります。笑

チケ用意してくれた姉とその彼氏さんに、
一緒に見に行ってくれたラー友ちゃんに、感謝!ありがとう!






しあわせな2時間でした。
初めて言った横浜も、移動緊張したけど行けてよかった!
KAATホール、赤くて素敵です。
PR

Trackbacks

TRACKBACK URL :

Comments

Comment Form