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soraaji 02いろいろめもPAGE | 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 | ADMIN | WRITE 2011.05.28 Sat 23:53:37 盛大な拍手をしかしまあ私にとって「感想文」というのはかなり苦手な分野です。 さらにその対象物がポツネンとなると大変なことです。 劇場で配られたアンケート、わけのわからない文字の羅列になりました。 どんなに書いても書いても、やっぱり感情は言葉じゃないから文字にできないよ。 詳しいネタバレはしない方向性で。ちょっと出ちゃうかも。 あと内容というよりは”こばやしけんたろうというひと”へ思うことですね・・・ なんとまあ、幸福なことに最前列で観させていただいた今回の公演。 近すぎて友人と静かに発狂。 小林さんの服のこすれる音まで聞こえるぜ! 初めて、やっと、劇場で見ることのできた小林さんは 小林賢太郎なんだけど、ひとつひとつの物語の登場人物であり、語り手であり。 途中で入ってきたお客さんに、演技を止めて(!!)そこに至るまでの簡単な説明をしちゃったり (こば「いいですよー^^まちますよ^^」) ちょっととちったり(こば「あ、これはつぎのやつだ」) ・・・の瞬間だけ現れる本人の人格。こういうのがDVDとか映像では感じられない「LIVE感」ってやつですかね! アドリブもたくさんあったしね。 一瞬現実に戻って、またスムーズにネタの世界へ。 このスムーズさ、一瞬にして見てる人を引き込める力、やっぱり脱帽。 そしてなによりも感じたのは 彼の作品は「芸術とはなんぞや?」とか「衣食住意外にアートって必要か?」とかいう素朴な疑問に、言葉ではない答えをもらえるものなんだよなあ、ということです。 無理やり言葉に直せば、アートは必要。だってわたしは幸せになったから。 恐ろしいほどにこころをざわざわさせられて 彼はひとりひとりの「見る人」の頭の中、客観的な見え方を予測する能力に大変長けている人だと思います。 そして、何よりも尊敬するのがその「予測」とか「イメージ」とか「計画」とか「アイデア」を 三次元の世界に引っ張り出してくる、 自分の手の中に納めて広げる、 つまりは「届ける」というところに持ってくるときの精密さ。 頭があるだけじゃできない。 演技力だとかパントマイムだとか そして根底に強く強く「笑わせたい」という気持ちがあって 自分のやりたいことを具現化する力とか 自分のやってることに満足しない考え方とか でも自分のやってることに誇りと自信を持っているところとか それらを「作品」に、たったひとつ「作品」それだけに 込められる力とか いろいろ、かんじました。 笑ったなあ・・・いーっぱい笑いました。 見てる間は上記のようなこと考えてる暇がないんだもん!あたりまえか 「無心で作品を楽しませることができる」アーティストである というところが本当に素敵だと思います。 こんなに素敵なのに作品の間は作品のことしかないもん!頭ん中! ちなみに今回は@横浜だったわけですが、これは「SPOT」の始まりの地だったわけで。大切な公演を見ることができてよかったです。 いま書いた文章でどれくらいの方が「あ、こいつ楽しんできたんだな」ってわかっていただけるかは謎ですが。 ほんとに、ほんとに。 彼に盛大な拍手を! (ぜったいやりたかったスタンディングオベーションもあったよ!) ちなみにさいえんにはメスがいっぱい刺さりました。 観た人なら席の位置が分かります。笑 チケ用意してくれた姉とその彼氏さんに、 一緒に見に行ってくれたラー友ちゃんに、感謝!ありがとう! しあわせな2時間でした。 初めて言った横浜も、移動緊張したけど行けてよかった! KAATホール、赤くて素敵です。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |